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伝統工芸とアクセサリー

Amber drop

 バルト海産で、良質なコニャック色のAmber dropが入りました。
写真のものは、お取引先からの特別なご依頼で制作したデザインです。

 
 サンプル提出にあまり時間がなく、まだトップに金具がついていない状態で急いで制作したものですが、何とか完成。琥珀ビーズのネックレスと合わせてみました。

写真では分かりにくいのですが、右側が裏側のデザインです。

中央部drop型シルエットにザックリと荒めの金で素材感を出した蒔絵装飾がされており、合わせるファッションによって使い方を選べるリバーシブルデザインとなっています。
(チェーンと合わせてもすてきですね。)





 伝統工芸とアクセサリーというと、お互いがしっかりとした世界観と趣向性、それぞれの深い歴史を持っているだけに、なかなかよいバランスで作り上げるのが難しいもの同士。

「伝統工芸」という言葉からくるイメージに対しても、あまりにも古くさいという漠然とした概念をお持ちの方は多いと思います。


 ただ、伝統工芸は世界中どこを探してもどこにも無い、日本の、その土地独自の、すばらしい技術です。

その土地で培ってきた技術に、新たな様式を取り入れることで、今様の楽しみ、豊かさが表現できる可能性がいっぱいあります。


 それに元々アクセサリーについても、伝統的に培ってきた彫金や研磨の技術を生かし、新しいボリューム感やバランス、デザイン、素材の取り合わせという進化をしつづけている業界です。


アクセサリーと「伝統」「工芸」とはとても近しいところにある関係だと思います。



 最近は、伝統的工芸技術を生かしたアクセサリーへの取り組みが増えているようです。

雑誌やメディアなどで紹介される、そのような取り組みのものはどれもとてもオシャレで、今の生活や気持ちにフィットしていて、心を豊かにし、幸せを感じさせてくれるようなデザインを読み取れます。



 私たちの取り組みも、そうした中の一つとして見ていただければ嬉しいですし、そうした中で、「伝統工芸」に対する古いイメージや概念を塗り替え、その本質の価値を感じていただける方が増えていけば、本当に嬉しく思います。


 本物の素材、伝統的技術、人の思い、人の手を通してでき上がるモノには、気持ちや心を満たしてもらえる何かが沢山つまっていると思います。

また、そんなことを感じてもらえるもの作りをしていきたいですね。


来年は、作り手と使い手の気持ちが通じあえるような試みにも取り組んでいければと考えています。
またこちらでもご案内します。

お楽しみに。





















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