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甲府へ

 久しぶりの「香征つれづれ」更新です。

 今年もまた甲府へ石の買い付けと打ち合わせ出張する時期となりました。
一年は早いですね。

今回は初めてJRを乗り継いで行くことになり、
4〜5時間の車窓の旅となりました。

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 加賀から甲府へ向かうには、なんと乗り換えが4回も!
自分が二十歳前後の時ににバックパックでした列車の旅の事を思い出しました。




山の間を縫って行くように走るかと思ったらいきなりひらけて住宅の沢山見える風景になったり、
田園が広がったり、遠くの山々から煙立つ靄が広がって広大な風景がそびえるように現れたりと、
楽しい。
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 若い頃に列車の旅をしたのは美術浪人生の時でした。
そのころは生活圏内の神奈川と東京くらいしかよくしらず、
日本中の色々な場所での暮らしがこんなに沢山あることに、
あまり実感が持てなかった時期だったかもしれません。


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若い時のそういった経験があったからか、
今は身一つで色々な場所へ出向いて行くことが多い。

わざわざその地まで行き、人と出逢うことで、
たくさんのご縁をいただいて新たな仕事が進んでいる。



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 さて、そんなClassic Koの協力者の一人である甲州水晶貴石細工の若き伝統工芸士を訪ねるべく、
ようやく甲府へ着きました。

こちらではCKoの石もの、特にクオーツやフローライトのラインナップについて石を選び、整形してもらっています。



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 甲州水晶貴石細工も、元々はその名の通り、彫刻を作る伝統工芸である。
観音様、龍、恵比寿さん、干支、などなど。。

だが近代になってその技術をもってしても、売れるものが変わってきてしまった。
つまり従来の彫刻作品が売れなくなってしまったのだ。


そこでいち早くジュエリーの素材となる宝石貴石を研磨する方向へ変化した工房の一つが
この貴石彫刻オオヨリ工房であるそうだ。



漆や陶磁器、和紙などのジャンルで伝統工芸産地は全国にいくつか存在するが、
甲府の水晶貴石細工というジャンルは他に産地がない。

その彫刻の販売数と生産数が減り、
生産するものをジュエリー素材に変化させ技術と伝統の生き残る道を選んだところが、
私たちの工房がとった道と似ていることに改めて気づいた。


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ここ数年毎年のように甲府を訪ねているが、
毎回少しづつ作っている素材や研磨方法をに変化を持たせて
工夫されているのを見せていただく。

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 石を使った蒔絵ジュエリーのラインナップでは、その素材感を残し
蒔絵の細密な表情とのコントラストをあえて出す事で
美しさを引き出すようなものに着地したいと考えている。

その研磨具合についても一つ一つの石の形状で異なるため、
お互い素材に携わるもの同士、感覚での話が続く。


今回の訪問でも、昨年より少し進化したアイテムを
発表できるようなヒントを掴んで来れました。


今回仕込んできたものは、今年の冬か来春の新作で紹介することになると思います。
どうぞお楽しみに。
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