2017年 年始のご挨拶




17年賀



謹賀新年2017
 
新しい年が始まる。
昨年は色々なことや新たなる場にチャレンジ多き年となり、
走り抜けてきた感じだったが、
本年はその経験を生かしつつ、
じっくりとより丁寧に取り組んでいきたいと思っている。
 
年々お取り組みさせていただく案件が増えていく中で、
工房プロジェクトに携わってくれる仲間も増えてきた。
おかげでチームとしてリズムをつかみ始め、
緩やかな成長軌道にのり、
チャレンジできることも増えてきたが、
今年は個人的には一人の時間をこまめに取り、
もう一度「なぜ創るのか」ということに向き合っていける年に
していきたいと思っている。
 
昨年末に工房大掃除の中で、
自分の引き出しを整理していたら、
15年以上前の写真がたくさん出てきて、
思いがけず昔の自分に会うことができた。
 
その頃の自分は蒔絵の仕事とは別に
彫刻作家に憧れて制作活動をしていたので、
仕事とは別にアートワークとして物作りをするという
貴重な時間を送ることができていた。
 
アーティスト(制作者)とは、
その先の見えないものを形にしていく仕事。
クリエイター(創造者)だ。
それは人の「思いや願い・その時代の気分」を、
「言葉や音楽・形」にしていくことで、
よりその実態をつかみやすくしていくきっかけや方向づけをしていく仕事。
 
つまり、「無」から「生」を生み出す最初の一歩を形づくる仕事だ。
 
昼間は蒔絵の修行・仕事として
決められたものづくりをキチンと行い、
夜は彫刻を制作する中で「なぜこれをつくるのか」
「美しさとは何か」ということと向き合って格闘して手を進めていくことの、
2つの方向からものづくりを進めていた時期だった。
 
手で考えて生み出されたものを、どのように解釈して伝えていくか。
そこがとても大事なことだと思う。
 
この経験があったからこそ、
蒔絵師という職人としての仕事と
アーティストとして新しいものを創造していくクリエイションが
合わさった仕事を生み出せる工房にしたい
という気持ちに繋がったのだと思う。
 
人生は放っておくとスルスルといつの間にか過ぎ去っていくもの。
 
ルネ・ラリックやイサム・ノグチ、ブランクーシのように、
デザインとクリエイションの幸せな関係を求めて、
ものづくりを積み重ねていく。
 
新しい年2017年は自分自身に驚き、ワクワクし、
新たな発見が湧き起こるような活動をして行きたいと思っています。
 
新年もどうぞよろしくお願いいたします。
 
大下香征

大下香仙工房 / Classic Ko
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