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2016年 新年のご挨拶

2016年始Blog

 HAPPY NEW YEAR 2016

 新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

さて、元旦を迎えるにあたり、改めて「うつくしい装い」について考えてみました。
少々長文となりますが、お時間のある時にご覧いただければ幸いです。
(文末には2016年上半期のイベント予定スケジュールも書き込みました。
ご覧下さい。)


-うつくしい装い-

2016年は弊工房の初代大下雪香が金沢で加賀蒔絵を習得し、
加賀・山中地域に工房を創業して122年目を迎える年になります。

そして私自身、蒔絵師という仕事を始めて19年目を迎えました。

改めて振り返ると、「装い」をテーマに様々な角度で向き合ってきた制作年月でした。
年始を迎え、ここで「うつくしい装い」について考えてみようと思います。


 「蒔絵」とは、漆と金粉を使った伝統的な金の装飾技術であります。
素材を吟味し、時間をかけてその手技から作り出される細工には
正に祈りにも似た美しさが宿り、
人を魅了する力が生まれるのです。

そして「装飾」とは、人生における喜びを記憶させる意味や、
心からの願いを成就すべく留めておくような祈りの目的、
ある思いを増進増幅させるための力の表現など
幅広い働きがあることに気付きました。

またそのような特別で濃密な思いだけではなく、
身近で日々のふとした瞬間に浮かぶ気分や、
心地のよい雰囲気につつまれて過ごす気持ちというものを、
その「装い」にのせて上手に生活で機能させることに、
装飾の大きな役割と豊かさがあるように思います。



 いま、改めて装飾と人との関係性について提案していくということは、
今までの様式美を理解しつつも、従来の解釈を超えて
「日常の空気」や「ありたい気配」のようなものを装飾として落とし込み、
ふっと気軽に纏う(まとう)かたちに工夫をすることで、
人の気持ちや美しさを引き立て、喜びを積み上げ満たしていくことなのではないかと思います。

そんな感性にふれた時が、自分にとって「うつくしい装い」を感じる瞬間だと思うようになりました。

このように考えるのも、弊ブランドのお客さまから直接お話をお聞ききし、
そのようにサラッと上手に着こなされている方が多くて、気付かされた一面です。



装いと言うと、なにか本質を隠し別のイメージで覆うような印象がありますが、
私たちの考える本来の「装い」という行為は、
自己の表現・アイデンティティに呼応するところが多く、
個性を引き立てる表現や、居心地の良い空気感を持続させるための機能を果たす役割やムードを作り出して行くための手段として関わっていくことが多いように思います。
また、そのように上手な装いを身につけている人を見る時、
「その人に似合っている」「雰囲気がいい」と言った印象として、
うつくしさと粋を感じる思いが芽生えます。



 「人」と「装い」の関係性を常に新鮮さを持って取り組み続ける。
その課題を「装身具」という場で対峙し考えること。
そう決意し、2016年は弊工房が装身具とデザイン性に向き合いはじめて
10年目を迎える節目の年となりました。

新年は更に自分たちもワクワクドキドキするような新たなデザインアイテムを展開するとともに、改めて伝統と現在を繋げ表現していくイベントとして「Classic Ko Exhibition」を企画しています。

私たちとしても、また新たな挑戦の年です。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


2016年は皆さまに取りましても、良き年となりますように。


元日 大下香征


- 2016年上半期催事予定スケジュール -
1月7日(木)〜23日(土) クラフトギャラリー季粋(九州小倉)
1月23日(土)24日(日) d47 design travel store(渋谷ヒカリエ)
蒔絵・螺鈿のワークショップ
2月17日(水)〜23日(火) ギャラリー+クックラボcomo(青山)
3月2日(水)〜15日(火)2week  伊勢丹新宿店本館5階ウエストパーク
4月6日(水)〜12日(火) 松屋銀座7階和の座ステージ
4月20日(水)〜26日(火) 阪急うめだ本店6階おくりものギャラリーフバコ
5月17日(火)〜23日(月) スパイラル-SHOWCASE「Classic Ko Exhibition」(青山)
6月23(木)〜7月2日(土) ギャラリーミンネ(鎌倉)
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